AIと機械アルゴリズムを組み合わせて仮想通貨価格を予測するICO「NeuronX」とは

AI(人工知能)はここ最近よく聞くようになりました。家電にもAIが搭載されているとCMでも言われるようになりました。AIを駆使して株の価格予想も既に行われています。仮想通貨ではどうかというと、AIを導入しているトレーダーもいますが、実は仮想通貨の価格予想はAIでも難しい分野です。しかし「NeuronX(ニューロンエックス)は70%までの精度で予想ができると言われており、そんな注目されているICOを詳しく解説します。

ICO基本情報

トークン記号
NXBT
終了日時
2019年4月30日
最高目標
20,000,000USD
初回価格
1 NXBT=0.0005ETH
トークン供給数
70%

NeuronX (ニューロンエックス) の詳細データ

開始日時 2018年11月1日
終了日時 2019年4月30日
プラットフォーム イーサリアム
タイプ ERC20
トークン記号 NXBT
最高目標 20,000,000USD
初回価格 1 NXBT=0.0005ETH
参加通貨 ETH、BTC、EOS
公式サイト ホームページ
ホワイトペーパー ホワイトペーパー

NeuronX (ニューロンエックス)の概要

現在まさに進行中のICOで、ニューロンエックスは人工知能(AI)と機械アルゴリズムに基づいて構築されたシステムが仮想通貨市場のテクニカルデータ、財務実績、ニュース記事やソーシャルネットワークなどの膨大な情報を分析し、自己学習ニューラルネットワークを通じて仮想通貨の価格予想行います。

 

予測を繰り返し絶え間なくシステムを改善することで、70%までの精度まで仮想通貨の価格を予想することができるようになりました。仮想通貨の価格予想は、株トレーダーだった人が行っても難しいと言われており、AIでも予測の精度は今まではあまり高くありませんでした。

 

大口投資家が突然大量に売買するケースもあるので、そういった予測までは今までは難しいと言われていたからです。また仮想通貨の市場では株市場よりも頻繁に暴落があります。それが70%までの精度をもって仮想通貨レートの下落が判断可能です。

 

このシステムが機関投資家やファンドに導入されれば、個人投資家は自分で難しい仮想通貨市場を読まなくても、プロに投資金を預け、ニューロンエックを駆使して仮想通貨投資を行うことが可能となります。

 

また自己学習を行うAIは絶え間なく予測精度を改善しているので、精度は常に上がっていきます。様々な市場の状況を分析し、ソリューションの予測に基づきながら再計算され、不安定な仮想通貨市場でも適応するようになります。

NeuronX (ニューロンエックス)のコンセプト

NeuronX(ニューロンエックス)に備えられた機能」

このニューロンエックスは何ができるのかは上記でも説明していますが、大きく3つのことが可能です。

  • 高い精度を持った予測

ニューロンエックスはインターネット上にある大量のデータを蓄積し保管、処理、分析を行い、技術的分析に基づきながら結果を絶え間なく改善し、最大70%の精度で仮想通貨の価格を予測します。また休みなく分析し続けているので、絶えず精度を改善するように設計されています。

  • 人為的要素の排除

人が予測を行えばそ感情に左右されてしまう場合も必ずあります。しかしAIには感情がないので客観的な予想をすることができ、人間の感情に影響されることはありません。常に無思慮で早まった決定であったり、躊躇するような遅すぎる決定を排除することができます、

  • 自己学習能力

AI(人工知能)は自ら学習していく機械とも言われ、常にAI自身が自らを改善している状態です。そのため様々な予測に基づきながら結果を再計算し、不安定な仮想通貨の市場にも適応していきます。

またニューロンエックスシステムは以下のユーザーをイメージして開発されたとも言っています。

  • トレーダー
  • AIエンジニア
  • AI工業
  • インベスター

「予測履歴の保存など分散型クライアント作成が可能」

ニューロンエックスの開発チームは、EOSのエコシステム(分散型アプリケーションを構築するためのオペレーティングシステム)に感銘を受けたことで、ニューロンエックスでも、開発者からユーザーに透明かつ高品質の予測を提供するための、「予測の分散ストレージ」という「分散型クライアント」というものを作成しました。

どういうことかというとニューロンエックストークンを使用すると、以下のことを行うことが可能となります。

  • EOSブロックチェーンレジストリの予測履歴の保存。
  • 第三者のAI開発者と機械学習ベースのアルゴリズム向けオープンAPI。
  • 顧客またはシステムの意見によって、AIアルゴリズムの最良の開発者へ、トークンによって報酬が支払われる。
  • 最も正確な予測を出すアルゴリズムのパブリックトップ。
  • 成行きと指値を使用して最低手数料でニューロンエックスプラットフォームを使用することができ、DSOFトークンを売買することができる。
  • MITライセンスに基づきてオープンソースコードが配布される。

「自己学習するAI(人工知能)とは?」

ここ最近では家電にもAI機能とよく聞くようになりました、そもそもAIとは何かはっきりと答えを言えるでしょうか?実は人工知能には厳密な定義がまだ定まっていません、したがって研究者によっては認識の差があります。

東京大学、大学院工学系研究科の准教授、松尾豊氏はご自身の研究室で「ウェブと人工知能のコラボレーションで社会を良い方に変えていくプロジェクト」と行なっています。松尾氏の言葉を借りると「人工的に作られた人間のような知能。ないしそれを作る技術」と述べています。

ただ人工知能といっても現代では人間の知的な活動を真似ているだけで、本当の意味で人間のように考えるコンピューターは実現していないとのことです。ところが状況に風穴を開けたのが「ディープラーニング」です。

将棋でいうと、ありとあらゆる試合をそのAI自身にどんどん学習させることです。そうすることで人間では絶対に思いつかないような手を編み出したり、IBMという企業が開発したAI「ワトソン」は膨大な医療の論文を記憶し、医者が苦戦していた難病の治療法を一瞬で導き出しました。

このディープラーニングによって、松尾氏は人間の知能をコンピューター上で実現できるのではと期待しているそうです。

「ビックデータを機械学習させ株価予測をする」

既にAI投資家が誕生しており、敏腕トレーダーよりも好成績を出すようになってきました。AI株価予測サービスも続々と登場し、最も期待されているのが「Phantom株価予報AIエンジン」です。的中率は約80%以上とかなりの高性能です。

このAIシステムも過去の莫大なデータを機械学習し、将来の価格レンジを予測しています。過去1年間に日経225銘柄でテスト検証した結果、80%以上の精度で株価を予測しました。

しかも価格を予測するだけでなく、ここまで価格が上がるから「こう売ったほうが良い」あるいはここまで下がったら「こう買い増ししたほうがいい」など、どうすればいいのかまで教えてくれます。

ニューロンエックスはまだそこまで詳細には指示は出せませんが、将来的には上記のAIエンジンのように、売買方法まで教えてくれる可能性もあるかもしれません。