AIサービスロボットYanu(ヤヌ)のトークンYANUのICOについて徹底解説

AI機能を搭載したロボットの活躍は将来的に様々な分野の人手不足の解消に、一役買うだろうと言われています。ロボットというと産業用ロボットなどを想像しますが、現在ではホテルの受付に人型ロボットが登場しています。飲食店でも近年は人手不足に悩まされていますが、ついにAI機能を搭載した未来のバーテンダーロボットYanu(ヤヌ)が誕生しました。ICOされているYanuトークンは開発のための資金源だけでなく、実際にヤヌを利用する際にも使われます。

ICO基本情報

ステータス
ステータス
トークン記号
YANU
終了日時
2018年12月12日
最高目標
200,000,000YANU
初回価格
1YANU=$0.1
トークン供給数
トークン供給数

Yanu (ヤヌ) の詳細データ

開始日時 2018年10月10日
終了日時 2018年12月12日
プラットフォーム イーサリアム
タイプ ERC20
トークン記号 YANU
最低目標 10,000,000USD
最高目標 200,000,000YANU
初回価格 1YANU=$0.1
参加通貨 BTC,ETH,DASH,LTC,USD
資金調達 1,130,500(2018年11月25日現在)
公式サイト ホームページ
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Yanu (ヤヌ)の概要

Yanu(ヤヌ)とは、AI機能を搭載したサービスロボットです。そのサービスというのは、カウンターでカクテルを作るバーテンダーとしてお客さんに接客をしてくれます。ドリンクを作るだけでなく、会計からお客さんとの会話までをこなすことが可能で、飲みたいカクテルの提案もしてくれるそうです。

AIなので自分でどんどん学習することができ、人間が1度教えたことは完璧にインプットします。つまり教えたカクテルやドリンクを覚え、お客さんに提供することができます。作るドリンクはカクテルからスポーツ飲料まで様々です。

1500〜2000杯分のドリンクやカクテルをカウンターと一体化している機械内にストックすることができ、そのカウンター内でロボットが1時間に100〜150杯のドリンクを提供することができます。

  • 注文はアプリから

注文はアプリやカウンターに備え付けられているタッチスクリーンによる操作になります。お会計は現金ではなく、クレジットカードやモバイル決済、仮想通貨決済になります。まさに未来のバーカウンターと言えます。

Yanu (ヤヌ)のコンセプト

ヤヌを開発したRobolabは、飲食産業にサービスロボティックスの導入を推進している企業です。飲食店のサービス変革の1つとして、人よりも早く的確にドリンクを提供することができる自動バーテンダーユニットを開発しました。

「Yanu」と名付けられた未来型バーテンダーが誕生した理由として、近年の自動化への高まり、サービス産業の市場拡大、労働市場問題を考慮したことで、サービスロボット分野で画期的な解決策を現実にすべく取り組んできました。

自動化は様々な分野で言われ、中国では無人コンビニが誕生しています。日本では労働者不足で飲食店ではスタッフ不足で苦労している現状があります。そこでちょっとした飲食スペースに導入するだけで、一気にサービスが向上する可能性は十分に考えられます。

Yanu (ヤヌ)の活用場所

ヤヌの設置はオーナー側にとっては多くのお客さんに対して、スピーディーにミスなく的確に、しかも低コストでサービスを提供することが可能です。ヤヌが活用される場所はヤヌを設置したいと考えている全てのクライアントが対象です。

例えば、バーやクラブ、ホテル、船内、映画館、ショッピングモール、空港、駅、イベントエリア、スポーツ会場、観光地などちょっとした目立つ所や、人が多く行き交うところでもヤヌを活用することができます。

例えば、空港内や駅構内、ショッピングモール内、映画館なら人目に付きやすく立ち寄りやすく、尚且つそこに人件費を投入しなくても、確実で丁寧なサービスをロボットによって実現できます。

特に日本は労働者不足が深刻化していきます。そこで斬新で画期的なサービスロボットが導入されることで、観光スポットにもなりサービスの品質を落とす心配も減らせます。

Yanu (ヤヌ)のトークンを利用することでのメリット

ヤヌにはYANUトークンがあります。なぜブロックチェーンを利用しているのかというと、会計でも仮想通貨を使用できるようにすることです。クレジット決済も可能ですが、クレジット決済はお店側に高い手数料が発生しています。それが仮想通貨になれば少額の取引手数料で済みます。

また取引履歴はブロックチェーンに保管され、データはオープンな状態なので安全性も高くなります。YANAトークンはイーサリアムのブロックチェーンがベースになっています。つまりスマートコントラクトが搭載されています。

Yanuにドリンクが注文されたら、Yanuによって作られたドリンクが提供され、最後は決済まで行われる一連の「契約内容」をスマートコントラクトに書き込んでおくことができます。人が介在しなくても全てブロックチェーンとAIを搭載しているYanuだけで完結させることができます。

Yanu (ヤヌ) の今後の予定について

外食市場は巨大であり、飲み物がひっきりなしに提供されるバーなどではヤヌは大活躍し、大きな可能性と幅広い魅力を持っているとRobolabは考えています。一番近い市場としてEUから始める予定です。

既にヨーロッパでは何人かの営業マネージャーがおり、最初の合意が締結されているそうです。また大手飲料企業と連携して、ヤヌをクロスマーケットする計画も進められています。夜の歓楽街や大規模イベントなど人が多く集まる際には、長い列ができやすくなる場合でも、ヤヌなら数秒で提供することが可能です。

ヤヌだけでなく今後もRobolabはサービスロボット事業をリードしていくと述べています。AIやロボットが増えることで人の仕事がなくなると不安の声もありますが、Robolabの考え方は少し違い、プログラムされて決められている業務なら、ロボットによる効率的な対応を任せることができます。人はさらに質の高いサービスや接客を行うことができるようになるとしています。

そしてブロックチェーンを利用することで、生産性を向上させサービス業の利益にも繋がると考えています。サービスロボットの割引購入にトークンを使用したり、サービスに対する支払いにも使用することができます。

Yanu (ヤヌ) のまとめ

自動化は様々な分野で進んでおり、日本での人手不足のためにもAIロボットの活躍は将来的に期待できるものがあります。Robolabはそういったサービスロボット事業をリードしており、既に提携している企業もあります。その1つのサービスロボットYanu(ナヌ)はブロックチェーンを搭載しておりYANUトークンでの決済も可能です。将来有望と言えるICOの1つと言えるでしょう。