物流や輸送にブロックチェーンを導入することで、商品の取引を安全にし、尚且つ、市場を透過的に監視することができるようになります。そうなれば製品の原材料から消費者に届くまでをブロックチェーンで管理し、その商品が確実にそのメーカーの物であり、どう輸送されてきたかなど消費者が確認することができるようにいなります。EndChain(エンドチェイン)は特許申請中のバーコードの組合わせた技術で、商品のシームレスが可能になることを目指しています。
ICO基本情報
- トークン記号
- ENCN
- 終了日時
- 2019年4月30日
- 最高目標
- 15,000,000USD
- トークン供給数
- 74,567,312
- トークン供給率
- 55%
EndChain (エンドチェン) の詳細データ
開始日時 | 2018年12月1日 |
---|---|
終了日時 | 2019年4月30日 |
プラットフォーム | イーサリアム |
タイプ | ERC20 |
トークン記号 | ENCN |
最低目標 | 4,000,000USD |
最高目標 | 15,000,000USD |
参加通貨 | BTC,ETH,BCH,LTC |
公式サイト | ホームページ |
ホワイトペーパー | ホワイトペーパー |
EndChain (エンドチェン)の概要
ブロックチェーンはデータを書き込み、永久的に安全に管理することができる技術です。商品がどこで、誰によって製造され、どういった経路で輸送されてきたのか、全て紐付けでデータを管理することができます。ブロックチェーンには物流での活用は間違いありません。取引を安全に尚且つ透過的に監視することができます。
世界のGDP約13%を生み出している物流業界を変革することができると、エンドチェインの開発チームは考えています。世界経済フォーラムによると、ブロックチェーンを活用することで、通信、国境管理での処理業務が改善され、更に1兆ドルの世界貿易を生み出すことが可能だと言われています。
今までもブロックチェーンを物流に活用している企業もありますが、完全なソリューションには達していません。現状では、バックエンド商品に重点を置き、高価なブロックチェーンのデータを記録したRFIDチップを商品に埋め込んだり、手作業のエントリーに重点を置いているシステムです。
エンドチェインは、サプライチェーンのすべての関係者に利益をもたらし、費用対効果の高い物流パッケージを提供します。製造業者から関係している企業、顧客、代理店まで、物流チェーン全体に重点を置いています。
すべての業界で使いやすいブロックチェーンを1つ提供することで、原材料から生産、販売に至るまでのロジスティック業界が必要とするブロックチェーンソリューションになります。エンドチェインの目的は、製造業者から運送会社などの関係企業を簡単に繋げ、お客様が安心して取引ができることを目指します。
「現在の市場における2つの問題点」
現在、市場における問題は2つあるとエンドチェインは話しています。
・全体的な物流の問題
・既存の提供されている情報システムの問題
現在の物流の性質は、陸上輸送業者や運送業者、税関ブローカー、貨物運送業者など未だに時代遅れのシステムで物品を追跡しています。更に従来のシステムは物理的な書類作成をしたり、関税許可のある配送会社の利用など、時間の掛かる古い方法を採用しています。
大規模で複雑な産業ですが、情報システムが最新の技術に更新されないために情報が欠けてしまい、企業は配送の遅れや追跡状況を安全に把握できないなどの問題を抱えています。
改ざんされないブロックチェーンを活用することで、税関許可のある配送会社を使用しなくても、配送伝票を送信するだけのシンプルな輸送方法を既存のシステムに取り入れるだけで改善されます。
「EndChain(エンドチェイン)のサプライチェーン機能について」
原材料から生産、販売に至るまでのロジスティック業界にもロボットが導入されたり、迅速なコニュニケーションシステムが採用されながらも、サプライチェーン(原材料・部品の調達から、製造、在庫管理、販売、配送までの製品の全体的な流れのこと)は未だに紙文書に依存しています。
エンドチェインのアイディアは、ロジスティックを中心としたブロックチェーンソリューションを作成することで、業界をサポートします。そのためには検証可能でコスト効率の良いものを提供します。
エンドチェインは製造元から販売者まで製品を追跡し、生産プロセスの異なる製品でもニーズに対応することで、ブロックチェーンが業界に適応できるかを検証します。サプライチェーン全体で物流業界に基づくすべてのデータの管理にブロックチェーンを活用するためには、統一されたブロックチェーンが必要になります。
企業は同じデータをシステムを使用することで、より簡単に適応することができ、お互いに通信することができます。エンドチェインの特に独特な部分は、特許出願中の技術で、すべての製品にバーコードとQRコードの組み合わせが添付されることです。
特許出願中のこの技術は、ユーザーと企業の両方が簡単にブロックチェーンを使用することが可能となります。
EndChain (エンドチェン)のトークンを利用することでのメリット
「バーコードとQRコードを組合わせにある2つの大きなメリット」
商品の追跡ならQRコードにブロックチェーンのデータを記録させ、それを梱包に添付することも可能です。しかし最近では追跡目的ためではなく、梱包にバーコードやQRコードが添付されていることは珍しいことではありません。
そこで物流業界に従事している従業員が混乱してしまう可能性があると考えました。スキャンするコードがどれかを瞬時に正確に区別できるようにする必要がありました。
もう1つのメリットは、コードがブロックチェーンシステムと従来システムの両方を同時に更新することが可能です。エンドチェインの「programprgram」がコードを読み取ると、ブロックチェーンと従来のシステムが更新されるようになっています。
物流会社に現在の在庫管理システムを完全に変更してもらう依頼は、現実的には難しく、そもそも現実的ではありません。そこでエンドチェインは既存のシステムと簡単に統合できる方法を設計しました。バーコードスキャナのみを備えたB2C店舗の場合、バーコードスキャナで読み取るだけす。
「プライバシーに関する機能について」
ブロックチェーンの暗号化され検証済みのデータは安全性も高まり、物流業界が透明化することで消費者への信頼性も上がりますが、プライバシーの保護も重要になります。
エンドチェインの特許申請中のQRコードとバーコードに記録されるチェーンは企業が入力できるデータを決定することができます。また製品の発売前にすべての詳細について、一般的なQRスキャンの読み取りアクセス権を提供できるように設定することができます。
誰がプログラムを使用しデータを書き込むか、コードへのアクセス許可などプログラムする段階で含めることで、従業員の誤りなどを減らし、プライバシーを保護することが可能になります。
またサブチェーンはエンドチェインで作成することができます。サブチェーンの役割は、企業が必要な手順と品質保証を順守しながら製品を、企業内部で追跡することが可能です。そのためサブチェーンには機密情報が含まれることも多く、企業側がサブチェーンを閲覧できないよう非公開にも設定できます。
EndChain (エンドチェン) のまとめ
「市場とブロックチェーンを繋げるエンドチェインICOのまとめ」
物流業界は巨大な市場です。そのために複雑であり、消費者が信頼できるような追跡システムが必要になってきます。またシステムによって更に複雑にならないためにも統一されたシステムが必要です。それらの問題を解決しようとしているのがEndChain(エンドチェイン)です。今後の展開が期待できるICO の1つと言えます。